毎朝、出勤のたびに胸がぎゅっと苦しくなる。「辞めたい」という気持ちはあるのに、上司の顔を思い浮かべると、その一言がどうしても出てこない。この記事では、アパレル販売員として働いていた美咲さんが、退職を言えないまま追い詰められた日々と、そこからどのように抜け出したのかをご紹介します。
体験者プロフィール
加藤 美咲(かとう みさき)さん | 25歳・正社員
専門学校卒業後、アパレル販売員として3年間勤務。威圧的な店長のもとでシフトは増える一方、体調を崩しても「甘えるな」と取り合ってもらえない日々。辞めたい気持ちは膨らむのに、怖くて退職を切り出すことができない。毎晩スマホで検索しては、何も変えられないまま朝を迎えていた。
退職を言えない理由
退職を言えなかった理由について、教えてください。
店長が怖い、人手不足で迷惑をかけたくない、まだ3年目なのに辞めてよいのか…。
理由はひとつではなく、いくつもありました。
店長との関係が特につらかったそうですが、具体的にはどんな状況でしたか?
とにかく威圧的な人で、売上が悪い日はバックヤードで「あなたのせいだからね」と詰められました。
以前、アルバイトの子が辞めたいと伝えたとき、責められていたのを目の当たりにして…。
店長への恐怖以外にも、退職をためらう理由はありましたか?
社員2名、アルバイト3名の小さな店舗だったので、シフトが回らなくなることが心配でした。
周りへの影響を考えてしまっていたんですね。
冷静に考えれば人員の調整は会社側の仕事なんですが、当時は「自分が我慢すれば問題ない」と考えていました。
その思い込みが、どんどん自分を追い詰めていました。
25歳という年齢での葛藤もありましたか?
「最低3年は続けなさい」と言われていたので、3年目で辞めるのは逃げなんじゃないかと考えてしまいました。
年齢や勤続年数が理由で退職を言えない人も多いと思います。
退職を伝える方法
退職の伝え方について、何か調べたりしましたか?
毎晩検索していました。直接言うべきか、メールでもいいのか、正解が分からなくて堂々巡りでしたね。
どんな方法を検討していましたか?
直接言うのがマナーだろうと思いつつ、店長の顔を想像するだけで怖くなりました。
LINEで伝えようかとも考えましたが、何度も文面を打っては消しての繰り返しでした。
結局「送ったあとの反応が怖い」と考えてしまったんです。
退職について、相談できる人はいましたか?
いませんでした。先輩は店長に従順だし、親に言っても「もう少しがんばりなさい」って言われるのが目に見えてたので。でも今振り返ると、退職代行など外部の選択肢もあったんですよね。
退職届の準備はしていましたか?
準備していました。
退職届の準備が自分の気持ちを整理するきっかけになった気がします。
それでも退職したいと言えないときの解決策
調べて準備もしたのに言えなかった。そのときどうしましたか?
あとのときは「自分で言わなきゃ」という選択肢しか見えていませんでした。
それ以外の方法の存在を知ることが救いになります。
我慢を続けていた頃、心や体に異変はありましたか?
腰痛に加えてストレスでお腹の調子も悪く、通勤途中で電車を降りることもありました。
医師には「仕事を続ける限り改善は難しい」と言われ…。
精神的にも日曜夜の動悸、月曜朝に起き上がれない日が増えていきました。
あのまま無理を続けていたら本当に壊れていたと思います。
退職代行を知ったとき、どんな印象でしたか?
「そんなサービス使って大丈夫なの?」って半信半疑でした。
でも体験談を読むうちに、自分と同じ境遇の人たちがちゃんと辞められていて、「私も頼っていいのかも」と追い詰められていた心が軽くなりました。
手続きの流れについて教えていただけますか?
LINEで名前や勤務先、雇用形態などの必要事項を伝えて依頼するだけです。
料金も事前にはっきり提示してもらえたので、思っていたよりずっと安心感がありましたね。
数日後に「勤務先に退職の通知をした」と連絡があり、その後、出勤も電話対応も一切なし。制服やロッカーの鍵は郵送で返却し、あっけないくらいすんなり終わりました。
まとめ
最後に、今まさに退職を言えずに悩んでいる方へメッセージをお願いします。
一つだけ伝えたいのは、自分を守ることを最優先にしてほしいということです。
「自分を守る」というのが、美咲さんが一番伝えたいことなんですね。
あの頃の私は、店長の機嫌やシフトの穴埋めばかり気にして、自分の心と体を後回しにしていました。
辞めたいと思うことは甘えでも逃げでもありません。壊れてからでは遅いんです。自分自身を一番大切にしてほしいです。
退職代行を使った経験を振り返って、今どう感じていますか?
一歩踏み出して本当によかったです。
言えない自分がずっと情けなかったけれど、「言えなくても辞められる道がある」と知れたことが良かったです。
まずはLINEの無料相談だけでもしてみてほしいです。
「退職を言えない」のは甘えじゃない──まずは相談という小さな一歩から
「退職を言えない」と悩んでいるのは、あなただけではありません。言い出せない自分を責めたり、我慢するしかないと思い込んだりする必要はありません。少しでも「もう限界かもしれない」と感じているなら、まずは無料相談だけでも試してみてください。その小さな行動が、あなた自身を守る大きなきっかけになるかもしれません。
