辞めたいと言えないまま、毎日を耐えていませんか
「今回は、新卒で営業職に就いた美咲さん(23歳)にお話を聞きます。
今まさに“辞めたいけど言えない”と悩んでいる人に向けた記事です。」
美咲
「正直、話すのは少し勇気がいります。
でも、入社してからずっと同じ気持ちを抱えてきたので、
もし誰かの気持ちが軽くなるならと思って話します。」
聞き手
「今、この記事を読んでいる人の中にも、
毎朝つらい気持ちのまま出勤している人がいると思います。」
美咲
「私もそうでした。
会社に向かうだけで胸が苦しくなって、
“今日も一日が始まってしまう”って思うんです。
まだ何も起きていないのに、もう疲れている感覚でした。」
聞き手
「それでも仕事は続けていたんですよね。」
美咲
「はい。
“辞めたい”って思っている自分を、
自分自身が一番否定していました。」
新卒で「辞めたい」と言えなくなってしまった理由
聞き手
「どうして、そこまで自分を追い込んでしまったんでしょうか?」
美咲
「新卒だからです。
“新卒は3年頑張るもの”“すぐ辞めるのは根性がない”
そんな言葉を、どこでも見聞きしていました。」
聞き手
「周囲と比べてしまうことも?」
美咲
「ありました。
同期は前向きに見えたし、
『つらい』なんて言ったら、
置いていかれる気がしていました。」
聞き手
「親には相談しなかったんですか?」
美咲
「できませんでした。
せっかく就職したのに、
『もう辞めたい』なんて言えなくて。
心配させたくない気持ちもありました。」
聞き手
「結果的に、全部ひとりで抱え込んでしまった。」
美咲
「そうです。
誰にも言えないまま、
“辞めたい”という気持ちだけが大きくなっていきました。」
入社前の説明と違いすぎた営業職の現実
聞き手
「入社前のイメージと、実際の仕事には差がありましたか?」
美咲
「かなりありました。
説明会では、
『最初は先輩が丁寧に教える』
『未経験でも大丈夫』
と聞いていました。」
聞き手
「実際に始まってみると?」
美咲
「数字の話が中心でした。
結果が出ないと、
“努力が足りないんじゃない?”
と言われることもありました。」
聞き手
「精神的な負担も大きそうですね。」
美咲
「はい。
毎日数字のことを考えていて、
休みの日も頭が休まりませんでした。
“話が違う”と思っても、
それを口に出す勇気はありませんでした。」
聞き手
「なぜ言えなかったんでしょう?」
美咲
「“社会人なんだから当たり前”
“自分が甘いだけ”
そう思い込もうとしていました。」
「3年は我慢しろ」という言葉が一番つらかった
聞き手
「一番心に残っている言葉はありますか?」
美咲
「『3年は我慢しろ』です。
上司にも、周りにも、何度も言われました。」
聞き手
「その言葉を聞いたとき、どう感じましたか?」
美咲
「“あと3年もこの状態が続くの?”
そう思った瞬間、
目の前が真っ暗になった気がしました。」
聞き手
「我慢する未来しか見えなかった。」
美咲
「はい。
“逃げたい”と思っても、
“逃げちゃダメ”と自分に言い聞かせていました。」
聞き手
「体調面への影響は?」
美咲
「朝起きるのがつらくて、
通勤電車で涙が出そうになることもありました。
それでも『辞めたい』とは言えませんでした。」
退職代行を知って「逃げてもいい」と思えた話
聞き手
「そんな中で、退職代行を知ったんですね。」
美咲
「はい。
たまたまネットで見かけました。」
聞き手
「最初の印象は?」
美咲
「正直、抵抗がありました。
“ズルい方法なんじゃないか”
“逃げていると思われそう”
そんな気持ちがありました。」
聞き手
「それでも調べてみた。」
美咲
「調べるうちに、
“自分で言えない人のための選択肢”
なんだと知りました。」
聞き手
「考え方が変わった瞬間ですね。」
美咲
「はい。
“辞めたいと思ってもいい”
“逃げ道があってもいい”
そう思えただけで、
心が少し軽くなりました。」
心が軽くなる選択肢を、ひとつだけ知ってほしい
聞き手
「最後に、同じように悩んでいる人へ伝えたいことはありますか?」
美咲
「新卒だから、正社員だからって理由で、
自分のつらさを我慢しなくていいと思います。」
聞き手
「退職代行は、その一つの選択肢ですね。」
美咲
「はい。
使うかどうかは別として、
“知っている”だけで救われることもあります。」
聞き手
「選択肢を知ること自体が、大事なんですね。」
美咲
「そう思います。
ひとりで抱え込まないでほしいです。」
