社会人になりたての人も、ちゃんと辞めていいんです。
「正社員になったばかりだから辞められない」って、変な話ですよね。
でも実際、「辞めたいけど言い出せない」「上司が怖い」「責任を押しつけられて辞めづらい」なんて声、よく聞きます。
今回は、そんな状況から抜け出すために退職代行を使った山口和也さんにお話を聞いてみました。
実際どうだったのか、リアルな体験をぜひ参考にしてみてください!
体験者プロフィール
山口 和也(やまぐち かずや)さん|24歳・正社員(新卒2年目)
全国展開のファミリーレストランのキッチンスタッフとして働いていたが、人員不足のため週6日出勤・1日14時間勤務が常態化していた。
月給18万円に対し残業・深夜割増がサービス扱いで実質時給800円台。
調理事故で指を負傷した際も、「代役がいない」と包帯姿で復帰を命令された。
心身消耗から食欲不振・睡眠障害を発症する。
家族の助言で即日退職可の代行サービスを利用することを決意した。
もう無理…でも辞められなかった。そんな私を助けてくれた「退職代行」
当時の状況は、どんな感じだったんですか?
まず大前提、うちの店って人員不足なんです。正社員になって2年目だったんですけど、一番ひどい時期は週6日出勤で1日14時間働く日もありました。ただ家で寝るためだけに帰っていた感覚でした。しかも、残業と深夜割増がサービス残業扱いだったんですよ。ひどくないですか?そのくせ給料も低くて、時給換算したら800円くらいで、これならアルバイトのほうが稼げるじゃんって(笑)。
それは正直かなりキツいですね。それでどうしたんですか?
周りに相談できる人もいなかったので、とりあえず働き続けました。いつか状況は変わるだろうって思っていたので。
ある日、調理中に指を切ってしまったんですよ。そのまま続行するのは不可能だなと判断して上司に相談したんですよ。
そしたら、「代わりいないから」って言われて。こちらとしては「え?」ってなりました。
人がいないのは重々承知しているけど、こんな状況でも働かせるんだって。とりあえずやるしかないから、その日は包帯を巻きながら働き続けてました。
いや、それは完全にアウトなやつですね……。それでどうして退職代行を使おうと思ったんですか?
まだその前にもう一つありまして。直属の人たちには相談しづらかったので、福利厚生窓口っていうんですか、総務の方々にも相談したんですよ。そしたら、「試用期間を終えたばかりなんだから我慢しなさい」って言われたんですよ。え、そんなことあるって感じで途方に暮れてました。
それはひどい話ですね。
そこから会社に不信感を抱きはじめて、精神的にまいっちゃって…。そのあたりから食欲不振と睡眠障害になってしまい、ちょくちょく仕事を休むようになりました。
そうだったんですね。それで決心ついたんですね?
はい!それで両親に相談したら、そこで初めて「退職代行とか使ってみたら?」って提案されました。
たしかに最近よく聞くなあと思いながら、いろいろ調べてみました。最初はいろいろ抵抗があったんですよ。
ほんとに辞められるのかとか、手間がかかりそうとか不安はありました。
でも今の現状を変えたくて、○○退職代行さんに相談してみようと思いました。
実際使ってみていかがでしたか?
すごく丁寧でした。メールのやり取りだけで済んだし、こっちは待ってるだけでいいからとても楽でした。
そしたら、もう出社しなくても大丈夫ですって連絡が来ました。郵送物とかもやってくださって、すごく助かりました。
現在は、きちんとした労働環境の職場が見つかり、相談もできる上司とも出会えました。
私は、退職代行を使ってよかったなって心からそう思います。
最後に、今「辞めたいけど言えない」って悩んでる人に、ひと言お願いします。
誰にも言えずひとりで悩んでるくらいなら、退職代行サービスを使うことをオススメします。
やりとりも手続きもスムーズに進められて、こんなことならもっと早く相談すればよかったなと少し後悔しているくらいです。仕事を辞めることは逃げることじゃないと、身をもって感じました。
心の声に素直になろう!
明らかな労働時間や、怪我をした状態での勤務を強いられるのはおかしいことです。
まずは周りの同僚や上司に相談してみましょう。それでもどうしても物事が解決しない時は、退職代行サービスを考えてみてもいいと思います。自分の中で限界を感じたときに、我慢するのはやめましょう。
自分自身を守れるのはあなただけです。自分のことをもっと大事にしてあげてください。
パワハラやモラハラなどのたくさんのハラスメントが横行しているこの時代に、あなたを守る手段のひとつとして「退職代行」があるということ、ぜひ覚えておいてください。