「もう辞めたい。でも子どもたちに申し訳ない」
そんな気持ちで、「保育士 退職 罪悪感」や「園長 パワハラ」と検索していませんか。
保育士の仕事は子どもと関わる大切な仕事です。そのため、職場の環境がつらくても「途中で辞めるのは無責任なのではないか」と悩んでしまう人が少なくありません。
今回は私立保育園で働いていた23歳の女性保育士 川津 明日香(かわつ あすか)さんに、退職を考えたきっかけや罪悪感との向き合い方、そして退職代行という選択について、インタビュー形式でお話を伺いました。
保育士が退職に罪悪感を感じてしまう理由
川津さんはいつ頃から退職を考え始めたのでしょうか。
働き始めて2年目くらいからですね。仕事が忙しくて余裕がなくなってきて、「このままで大丈夫なのかな」と思うことが増えてきました。
それでもすぐに辞める決断はできなかったんですね。
そうですね。一番大きかったのは、やっぱり子どもたちの存在です。担任をしていたので、「途中で辞めたら子どもたちが寂しい思いをするんじゃないか」と思ってしまいました。
担任を途中で辞める不安
担任だと責任感も大きいですよね。
はい。毎日一緒に過ごしていると、子どもたちとの距離も近くなりますし、「この子たちを途中で手放してしまうのは良くないのでは」と感じていました。
保育士の仕事は好きだったので、「自分がもう少し頑張ればいいのかな」と思ってしまったんです。
担任だと責任感も大きいですよね。
かなり気になりました。保護者の方からすると、担任が途中で変わるのは不安だと思うので、「辞めるのは申し訳ない」と感じていました。
だから辞めたい気持ちはあっても、「もう少し頑張ろう」と自分に言い聞かせていました。
人手不足と持ち帰り仕事で限界
働いていた保育園はどんな環境でしたか。
とにかく人手不足でした。日中は子どもたちの保育で忙しくて、書類作業や準備の時間がほとんど取れなかったんです。
その分、仕事が残ってしまうんですね。
はい。書類や制作準備を家に持ち帰ることも多かったです。仕事が終わって帰宅しても、夜にまた作業をすることが続いていました。
保護者対応も大変でしたか。
そうですね。保護者の方から相談を受けることもありますし、連絡帳の対応もあります。忙しい中で一つ一つ丁寧に対応するのは、精神的にもかなり疲れていました。
子どもと向き合う時間を大切にしたくて保育士になったのに、余裕がなくなっていく自分に焦りを感じていました。
園長のLINEでミスを晒された出来事
退職を考える大きなきっかけはありましたか。
はい。ある日、私のミスがあったんです。連絡帳の記入ミスだったんですが、そのことを園長が職員全体のLINEグループに書いたんです。
LINEで共有されたんですね。
名前は出ていませんでしたが、内容を見れば私だと分かる書き方でした。「こういうミスはあり得ない」といった感じの文章で、すごくショックでした。
その日から園に行くのが怖くなってしまいました。
「子どもが好き」と「職場がつらい」は別
その後、誰かに相談しましたか。
保育士をしている友達に相談しました。そしたら、「子どもが好きなのと、その園で働き続けるのは別だよ」と言われたんです。
印象に残る言葉ですね。
はい。その言葉を聞いて、少し気持ちが楽になりました。私は保育士の仕事が嫌いになったわけではなくて、今の職場の環境がつらかっただけなんだと気づいたんです。
それまでは「辞めたいと思う自分が悪い」と感じていたんですが、必ずしもそうではないんだと思えるようになりました。
園長に言うのが怖い
退職を伝えるのは怖かったですか。
怖かったです。園長がかなり厳しい人だったので、「辞めたい」と言ったら怒られるのではないかと思っていました。
人手不足も影響していましたか。
はい。人が足りないのは分かっていたので、「今辞めたら迷惑をかける」と思ってしまいました。
引き止めの不安もありましたか。
ありました。「もう少し頑張れないの?」と言われたら断れない気がしていました。
退職代行なら園長と直接話さなくていい
退職代行を知ったきっかけは何ですか。
「保育士 退職 罪悪感」と検索していたときに知りました。退職代行なら、園長と直接話さなくていいと書いてあって驚きました。
そこに安心感を感じたんですね。
はい。もし自分で退職を言ったら、引き止められて断れないと思っていました。でも退職代行なら、そのやり取りを全部任せられると知って気持ちが軽くなりました。
保育士でも退職代行を利用する人はいるんですね。
そうみたいです。調べてみると、同じように悩んで利用している人がいることを知って安心しました。
まとめ
保育士は子どもと関わる仕事だからこそ、「辞めたい」と思ったときに強い罪悪感を抱えてしまうことがあります。しかし、子どもが好きな気持ちと、その職場で働き続けることは必ずしも同じではありません。
もし職場の人間関係や環境で限界を感じているなら、自分を守ることも大切です。退職を直接言うのが難しい場合は、退職代行という方法で職場とのやり取りを任せることもできます。
無理を続ける前に、自分が安心して働ける環境を選び直すことも一つの選択です。
