退職代行って実際どう?限界働き方から抜け出した45歳管理職の選択
「辞めたいのに、部下や取引先、家族のことを考えると切り出せない」そんな葛藤、ありませんか?
長年積み上げたポジションほど、「自分が抜けたら現場が回らない」「年齢的に転職は遅いかも」と足が止まりがちです。
今回は、月100時間超の残業が5年以上続き、体力と家庭の両立に限界を感じて退職代行(弁護士監修プラン)を利用した 高橋健太さん にお話を伺いました。管理職でも実際に利用できたのか、リアルな流れと心境の変化をお届けします。
体験者プロフィール
高橋 健太さん(45歳・男性)
中堅物流会社で20年以上勤務し、営業と現場管理の役職を兼任。
慢性的な人手不足により営業ノルマと現場作業の二重負担が重なり、月100時間以上の残業が5年以上続く。
50代を目前に体力の限界と、高校受験を控えた長女との時間を大切にしたい気持ちから転職を決意。
役職者への引き止めが厳しい社風と、かつて退職を申し出た同僚の報復人事を知り、自力で辞めるのを断念。
法的リスクを回避し円満退職を目指すため、弁護士監修の退職代行サービスを利用した。
「このままでは倒れる」限界寸前の日々からの脱出劇

退職を考えた当時の状況を教えてください。
私は営業と現場管理職を兼任していましたが、人手不足で営業ノルマと現場の急な穴埋めが重なり、月100時間を超える残業が5年以上続きました。45歳を過ぎてから体力がぐっと落ち、朝起きるのもつらい毎日で、「このまま倒れてしまうのでは」という恐怖が常にありました。


家族の存在も大きな理由だったとか。
高校受験を控えた娘のために時間を取りたかったのですが、平日は顔を合わせることもできず、休日も疲れて寝てばかり。父親としての役割を果たせていない罪悪感が積み重なり、このままではいけないと思い転職を決意しました。


退職を伝えるのが難しかった理由は?
管理職としての責任感はもちろんありましたが、それ以上に「会社が辞めさせてくれない」という確信がありました。
以前、退職を申し出た同僚が昇進停止と地方への転勤という報復を受けていたからです。そんな会社に自分の意思を伝えるのは怖かったですし、不当な扱いで家族の生活に影響が出るリスクも恐れました。


退職代行を利用しようと思ったきっかけは?
ネットで「管理職 退職 辞められない」と検索し、退職代行サービスを知ったのですが最初は半信半疑でした。
でも、弁護士が監修しているサービスがあることを知り、「法的なバックアップがあれば会社も無理はできない」と感じました。無料相談でしっかりと説明を受け、ただの伝言サービスではなく法的代理もしてくれると確信し、依頼を決めました。費用はかかりましたが、安心して退職できるなら納得の金額でした。


実際に依頼してからの流れは?
依頼翌朝に会社へ退職の意思通知があり、それ以降は私から会社へ連絡する必要がないとの連絡が来ました。
あれだけ悩んでいたのが嘘のようにあっさり終わり驚きました。会社からの嫌がらせや引き止めもなく、退職も郵送で完了。懸念していた有給休暇も全て消化されました。


退職後の生活に変化は?
体調は劇的に良くなり、ぐっすり眠れるようになりました。
何より家族と過ごす時間が増え、娘と学校の話をできることが喜びです。先日は初めて志望校の見学に一緒に行くこともできました。
後悔はまったくありません。むしろもっと早く決断すればよかったと思います。


同じ悩みを持つ管理職世代へメッセージをお願いします。
責任ある立場だからこそ、自分を犠牲にしてしまいがちです。でも会社はあなたの人生の責任を取ってくれません。心身を壊してしまう前に、退職は逃げではなく自分と家族の未来を守る「戦略的な撤退」です。自力で辞めるのが難しいなら専門家に頼るのは賢明な選択です。人生は長く、まだこれからです。どうか会社のためではなく、自分のために勇気を出してください。

我慢は美徳ではない。自分を守る選択肢を。
高橋さんの経験は特別な話ではありません。責任感に縛られ限界まで我慢する人は多いですが、健康や家族との時間は何よりも大切です。
退職代行はその大切なものを守るための有効な手段の一つです。
もし今ひとりで悩んでいるなら、まずは専門家への無料相談から始めてみてください。その一歩があなたの未来を変えるかもしれません。